気になったので書いておくか。

  • 「東電の現場職員が必死の想いで頑張っていること」と「東電の対応がベターだったかどうか」は関係がない。1.頑張ったことによってその成果の評価は変化しない。2.一人または少数の現場職員と組織体はイコールではない。
  • 自衛隊員の賞賛されるべき働き」と「自衛隊制度の是非」とは関係がない。この場合、自衛隊員の働きの前提として、自衛隊制度は特に必要条件ではない(他のあり方の機関でも可能だった)。
  • これは繰り返し繰り返し書くが、「善意の上の行動であること」と「その行動がベターであるか否か」は関係がない。意図は論理的正当性を補強しない。
    • つーか、善も勇気も愛も、その点についてはすべて同じ。その断絶から目を逸らさぬままに、その断絶を飛び越えて何かを為すことへの責任と覚悟こそ、正義と呼ばれうるただ一つのものだよ。