残り五十の春によせて。

仕事と、あとtumblrSmartnewsとPressoの海に飲み込まれて帰って来れなくなっていた一年(?)だったように思う。(グノシー? クソは死ね)
それだけでなく、本を読むことからとても長いあいだ遠ざかっていて、ひとつの事柄を深く長く追うことが気づかないうちにとても苦手になっている。それから文章を書くことも。
言い換えれば、自分の内面と向き合わず、目の前の情報に反射することで生きてしまっていた。
この辺りで少し、自分のペンを動かさないといけない、とふと気付けて、まだ自分の勘は残っていてくれたようで助かる。
反射と内省とのバランスが俺の肝だったような気もして、思えば内省のタイミングが遅すぎた。

一人の時間を持たなくなったことも大きいだろう。
長い間観ていなかったTVを、二人になってからよく見るようになった。時間の使い方自体が決定的に変わった。幸いそれはそれなりにと思えるので良いが、ひとによっては堪えるだろうこともわかる。

この一月に仕事上の大きな転機もあり、ぼんやりと思い浮かべていた人生の計画が霧消して、かえって計画立てることの重要性が意識されるようになった。計画のない者は何も出来ない。