論文ぶぶぶーん⊂二二二( ^ω^)二⊃

現在の論文進捗状況

読んだ本:3冊(6/28〜)

清水幾太郎社会心理学』(岩波書店、1951年)
西村勝彦『大衆社会論』(誠信書房、1969年(新訂版。旧版1958年))
真田是『現代社会学と社会問題』(青木書店、1965年)


現在読んでる本:後藤道夫『収縮する日本型<大衆社会>─経済グローバリズムと国民の分裂』(旬報社、2001年)
まだ30ページくらいしか読んでないんだけどクソ面白くて笑った。数十年前の文献を読むうちにモヤモヤと溜まっていたひっかかりだったり不満感だったり不完全燃焼感だったりが次々吹き飛ばされてお逝きになりました。
とりあえず大衆社会論関連の部分を簡単にまとめると


「日本には過去に近代市民社会なんて存在してないんだから自由主義市民社会→民主主義的大衆社会っつー欧米コースが通用するはずないだろjk。ゆえに日本型大衆社会を規定する必要があるし、要するにそれは前市民社会からの自由主義化+民主主義化+社会的諸権利の確保に並行・対抗する形での大衆の社会統合の過程だお。分析すんならそのラインでやりやがRE☆」*1


ご、後藤先生……!

*1:後藤道夫先生はここまでお茶目な方ではない可能性があります