読了。

電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)

電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)

これは面白かった。
アンビエント」はこれからのコンテンツのあり方、語られ方において一つの大きな柱になる概念だと思われる。
今読んでるこれ↓とも領域的にクロスするが、
REMIX ハイブリッド経済で栄える文化と商業のあり方

REMIX ハイブリッド経済で栄える文化と商業のあり方

デジタル化の先でコンテンツは現在性を失っていく。時間(これは場所でもある)から自由になる。


ME2.0 ネットであなたも仕事も変わる「自分ブランド術」

ME2.0 ネットであなたも仕事も変わる「自分ブランド術」

言ってることは正しいんだろうし、逆に情報強者の皆さまから言えばごく当たり前に知られていることを言ってるんだろうが、ま、自分のようにこういった分野に明るくなかった人にとっては色々と情報が得られる、こういうスタイルもあるのかと勉強にはなる本。
が、なんなんだこのすっからかんな感じ。
なんというか、なんだ。この知性の滲まなさはすげえ……。
いや、行間から知性が滲む感じがすれば素晴らしいんですか?と言われるとよくわからなくなるんだけど、しかしなあ。なんなんだろうこのエア感。


よくみたら著者27歳? で、これまでこういうブランディングのことに時間を割いてきたんだろうなと考えると、あー、と勝手に納得。
並行でレッシグ読んでたから余計に。
いいとか悪いとかじゃなくて、俺はこういう人種ダメだ。


ふと会話が閉じたときに、上手く言えないが、人間には影ができるように思う。
自分がその彼にどれだけの語りえないものを感じるか、ということでもあるか。
それが薄い奴はつまらん。